風邪ひいてました

いまさらなのですが、今年もよろしく
やっと正月の強行軍から立ち直りかけたところで、
風邪をひきました。
しかもほぼ同時に二人。
正月は両方の親の家に遊びに行って、
ようやく家で落ち着いたなあと
思った矢先でした。
感染源はずばり、義父。
遊びに行く日を風邪でダウンしているというので、
ずらしてまで行ったのが、原因でした。
今年は変な風邪です。
僕はずっと頭痛と微熱が続いて、
ヨメは何故かフラフラすると言いながら
調子が悪そうでした。
なんとなくパリッとしない年明けです。

クリスマスプレゼント

今年のクリスマスプレゼントに図書カードをもらった。
義理の母からのプレゼントだったが、とても嬉しかった。
普段から節約生活を心がけている以上、無駄なお金は使えない。
最近は無駄な物を買う余裕どころか、必要な物も吟味を重ね、
欲しくなってしばらくしてからやっと買うという事が多い。
「気持ちがさめずに、やっぱりおぼえていて欲しい!!」
ということになったらやっと購入の許可が下りる。(自分の中のね)
そんな訳で、Amazonのアカウントの買い物かごはいっぱいだ。
何しろ、アラスカに通うようになって、ちょうどこの時期が一番つらい。
帰国して働き始めなので、収入も少ないし年末の支出も多い。
そんな中、自由に好きな本を買える余裕が与えられた事はとても
嬉しかった。
仕事で渋谷に行く機会があり、ゆっくり幾つかの本屋をまわって
何を買うべきか選んだ。
じっくり2時間をかけ足が痛くなるまで立ち読みした。
「やはり写真集にするかな」
「こんな時くらい全く違う分野の事で勉強した方がいいのでは・・」
結局、写真集にした。

Steve McCurry “Portraits”
この表紙のアフガニスタンの少女の写真はあまりにも有名。
ナショナルジオグラフィックのカメラマンとして世界中で、
人の写真を撮り続けています。
この写真集はポートレイトを集めた物で正面から被写体と向き合い、
特別な構図や効果は使わず、シンプルな写真家としての才能にあふれています。
「たまにプロの写真家って何が違うのって?」耳にする事があるけれど、
この回答はこの写真集にあるようにも思います。
僕は動物が主な被写体だけど、ずっと同じ構図で構成された
この写真集は最後まで飽きる事なく人の様々な表情を
見せてくれます。
いろいろ迷ったけれども、この1冊を買って帰ってきた。
まだ半額残っているから、あとは何を買おうか。
アンセル・アダムスやブレッソン、ロバート・フランクなどの
大御所の写真集はまだ1冊も持っていないんだよね。
迷ったけれど、このあたりの人たちは出版されている本が多すぎて、
よく調べて良いのを買おうという事にしました。

いつもそこに音楽が流れていた

楽しい時も
悲しい時も
嬉しい時も
寂しい時も
いつも
いつも
音楽がそっと心をあたためてくれた。
世界は美しい。
What a Wonderful world – James Morrison
http://www.youtube.com/watch?v=8NO7YsYwBD0
そして この曲は聞くたびに僕のかなしい気持ちに
そっと付き添うように一緒に歩いてくれた曲だ。
Streets of Philadelphia – Bruce Springsteen
http://www.youtube.com/watch?v=bjVHKD07rUU

メリークリキントン

いやー、日常に押し流されてそのままになっておりました。
何も考えずに黙々と日々の忙しさに流れていくと、
本当にカレンダーの数字だけが過ぎていきますね。
ひさしぶりに更新です。
何を書こうかなあとぼんやりしているうちに
とっかかりが無くなり、今日はクリスマスをきっかけに
久しぶりに書いてみました。
とはいっても、のんびりと奥様の実家のホームパーティ
のんびりターキーを食べくつろいでおります。
クリスチャンではないけれど、
一年に一度、みんなで集まってのんびり
ごちそうを食べる。

燃えろ俺の小宇宙!!

最近ヨメがテレビでやってるオーラの泉という番組にはまっている。
霊能者と美輪明宏が霊的な感覚を使って、毎週芸能人の悩みに
的確なアドバイスを与えるという番組だ。
どうも聞いてみると、僕の周りではこの番組は特に女性に人気がある。
この番組の中ではその芸能人の前世を言い当てて、その前世からの
因縁で嗜好が決められているとアドバイスしたり、
オーラと呼ばれる波動が人によって、色で分かれていて
その人間の持っているエネルギーが色となって現れるそうだ。
でも、別にその霊能者がインチキだとか、
前世で出てくる人がヨーロッパの貴族だとか、
武士の何とかの娘で悲しい何とかばっかりで、
どうして、タイの農村で山賊に殺された子供だったとか、
ロシアの寒村で凍死した老人だったとか、フィンランドで犬ぞりから
転げ落ちて骨折して死んだとかないんだ!!と揚げ足をとるつもりは
ない。
僕自身はイマイチそういう感覚が人にはっきり言えるほど、
鋭くないので、そういうのがあるのかも知れないけど、
よくわからないなというのが、正直なところ。
それでも、たまに撮影していると、ここはやめた方が良いなと
無意識に感じる事があるけれど。
でもネットを見てたら、こんなの見つけた。

ホーム


これからはこっちでやれば、新たな道が開けるかなあ。

何はなくとも

「いったい何がこんなに忙しいのか!!」
というくらい精神的に余裕がない
しかも、いろんな仕事に巻き込まれ、まったく自分の写真とは
関係ない事に時間が取られ続け、なーんにも
クリエイティブな事ができず凹んでます
あーー、ロケットの打ち上げを見たい!!
テレビで見た事しかないけど、
地球の重力を振り切って、宇宙へと飛び出していく
あのエネルギーを直に感じてみたい!!
あれこそ、人間の意志のカタマリだよな。

みらいのために

今はサーモンの旅のストーリーを作品として、撮り続けている。
いずれこの野生動物の旅を本にまとめるような形で
一つの物語として人に伝える形にしたいと思っている。
それにはもっとたくさんの写真が必要になり、
その作品達を生むためにはさらにたくさんの経験が必要になり、
その経験は膨大なフィールドでの過ごす時間から紡ぎ出される。
いったいどれくらいの時間が、これから必要になるのか見当も付かない。
目指す頂は遙か遠く未だその形すら見えないのが今の現状だ。
それでも今回の撮影で強く体感したのが、
「この道をたどってたどり着く場所はどんなところなのか見当もつかないが、
今この歩いている場所がやがてどこかに辿り着く。ここはつながっている」
そう自分で強く意識した事だ。
人に伝える上で自分の個展という舞台を数年後に開きたい。
そこで、自分の表現をぶつけてみたい。
自分に出来る限りの方法で表現したい。
今回、サーモンを撮影したアラスカの湖からサーモンの骨を持ち帰ってきた。
アラスカの川を遡り、湖を旅してやがて命を燃やし尽くして死んだ彼らの骨を
自分の個展の会場に置きたい。
そこからリアルにふれる何かを伝えられたら・・・・
写真という表現にこだわっているのであれば、
一切そういった物は置くべきではないという意見もあるのかも知れない。
この自分の撮り上げた物語がアラスカの大地で実際に存在する。
一つの物語が自然の中に存在する証として、あえてリアルに触れてもらいたい
今回は天気が悪かったけれども、過酸化水素で処理した後、
アクリルスプレーでコーティング。

個展はまだ先だけど。

ホテル ルワンダ

結局、今回の休みは幾つか用事を済ませた後、夕方からゆっくりと
借りてあったレンタルビデオを見た。
今回借りてきたビデオ。
「ホテル ルワンダ」
公式サイト
1994年にルワンダで実際に起こった100万人の人たちが
わずか100日ほどで虐殺された事件を舞台にした映画。
主人公はある高級ホテルの支配人で、めまぐるしく変わる状況の中、
虐殺を続ける暴力の手から家族や隣人そして、逃げ込んでくる人々を
自分のホテルにかくまい続け、自身の命を危険にさらしながら、
やがて1200人もの人々の命を救う。
以前に見た映画で、
「戦場のフォトグラファー」
公式サイト
というある戦争報道写真家を取り上げたドキュメンタリー映画の中で
今回の「ホテル ルワンダ」の舞台となった94年のルワンダ虐殺を取材した時の
インタビューとその写真家が実際に撮った作品をこの映画の中で見た。
彼の作品(彼の作品にジャンプします上のHUTUという写真です)
が心に焼き付き、この虐殺の事件が心のどこかに残っていた。
今回ビデオ屋の棚の前でふと「ホテル ルワンダ」のビデオのパッケージを見た時にフラッシュバックのように彼の作品を見た時の思いが一瞬で心に甦った。
この「ホテル ルワンダ」の中でどうにもやりきれない気持ちに
なったシーンがあった。
それは、主人公である支配人がホテルの物資を仕入れにある商人の
倉庫に行くシーンだ。
情勢は虐殺が始まる前。
物資を運ぶフォークリフトからある木箱が、偶然滑り落ちて壊れ、
中から大量のナタがこぼれ落ちる。
極右の商人は悪びれもせず、
「このナタは中国から1本10セントで輸入したんだ」
と支配人に言う。
のちにこのナタは100万人もの人々を虐殺することの一部に使われる。
このシーンによって、自分の中で前に書いた写真家の作品とつながり
この虐殺が日常の中から生まれた事件として、ただ人々の虐殺という
インパクトだけでなく、すべてがつながって理解する事が出来た。
この「ホテル ルワンダ」の映画の中で、あるテレビクルーが
「この悲劇を伝えたとしても世界の人々は怖いねと言うだけで
彼らの夕食に戻るだけだ。彼らは助けに来ない」というセリフを言う。
しかし、この映画を撮ったクルーや監督、そしてあの写真家が
伝えたこの虐殺はつながり、そして僕の中で種として残った。
まだ何が出来るか判らないけど、これから出来る事を考えてみようと思う。
ルワンダ虐殺の背景についてはこちらも参考にしてください。
追記:一緒にロブ・マーシャルの「SAYURI」も借りてきたけど、
ひどいアジアなまりの英語のセリフを聞いていると、
舞台が日本と言うより、韓国が舞台の映画に見えてきました。
何故韓国かというと、アンカレッジは特に韓国人が多くて、
日本人が少ないのです。
アメリカではアラスカばっかりの僕にとっては、
アジアなまりのおばちゃんの英語というと
コリアンの人々に頭の中で結びついてしまうからです。
おかげで、全くストーリーに引き込まれることもなく、
「これは何の物語なんだろう?」としらけた二時間でした。

久しぶりの休み・前夜祭

社会復帰して、久しぶりの休み ★★★
あんまりうれしいので、★なんてつけてみました
いやーうれしいなあ。
何しよう・・・
とりあえず、忙しいおかげでちらかったままの部屋の
片づけを・・・・
このワクワク感・・・
明日はなにしようかなあ
とりあえず、今晩は
ゆっくり熱めの風呂に入って、
部屋を片づけておけば
明日朝一で洗濯をして、
ヨメのパソコンのセッティングをして・・・・・
さあ、
頑張るぞ!!(ねむいねむいねむい)