Book September

欲しかった本を大量買い。
たまにやります。

ブックオフやら
Amazonやら
ほとんど、中古です。
読書の秋に向けて、かいこみました。
でも、ブックオフでクーポンもらってそれで買ったら、ダブりました。

やれやれ

なぜ君は絶望と闘えたのか


新潮文庫 なぜ君は絶望と闘えたのか  門田隆将
「司法に絶望しました。控訴、上告は望みません。早く被告を社会にだして、私の手の届くところに置いてほしい。私がこの手で殺します」
あの記者会見で、この光市母子殺害事件をしり、やっとこの本が読めた。
妻と子を未成年に殺された青年の絶望と闘い、そして再生が丁寧に
取材された本だった。
もともと関心を持っていた事件だけに、夕方本屋で文庫本を買ってから、
帰りの電車と帰宅してからの時間で読み終えてしまった。
この1年半くらい落ち着いて本を読むなんて、集中力が続かなかったので、
本を読むことから離れていたけれど、一気に読んだ。
事件への感想も、本の感想も非常に安っぽくなりそうなので、
特に書かないけれど、30年生きてきて、いろいろな人を見送る経験を
した今だから、命の重みというか、人の生き死にがどんなものをもたらすのか
を身をもってわかることができるようになった。
だから、うまくいえないけれど、「それでも、生きろ」と
自信はないけれど、自分にも人にも言って生きていきたい。
たとえ、絶望したとしても、人はつながってさえいれば、きっと生きていける。

3冊目

今日古本で買った本が届きました。

ビル・プルーイット 「極北の動物誌」
これで3冊目です。
今まで、単行本を買ってから文庫本を買う事はあったけど、
同じ本を3回買ったのはこれが初めて。
また買ってしまった。
1冊目はアラスカで友人にあげた。
2冊目は去年、アラスカで読む為に荷物と一緒に置いてきた。
3冊目日本用(今回買った)
自分にとって宝物。
極北の森の中で動物が暮らす様子をシンプルにつながりを
持って描いた本。
シンプルだけど、分かり易くて引き込まれる物語。
撮影でフィールドにいる間、何度も読み返して、
本の中で躍動する動物を自分の頭の中に描き出し、
想像力をふくらます。
この本のおかげでどれだけのモノが得られたか・・・
日常は大変だけど、たまに心をフィールドに飛ばしたい
コレは今のところ、フィールドでも日本にいても
心の常備薬