赤バイ・黒バイ

先日、銀座から日本橋まで
歩いてヨメの買い物につきあった時、
歩いている途中に「警察博物館」があった。
普段なら、警察には用がないかぎり
近づかないように生きているけれど、
博物館にするくらいだから何かあるだろうと
ちょっと寄ってみた。
すると、入ってすぐに「黒バイ」
式典の随伴用みたいだったけれど、

これがなんとハーレーダビッドソン!
今まで式典は注意してみた事がなかったけれど、
実はハーレーのサイドカーが随伴していたと
なかなか渋いチョイスだったんだとびっくりした。

なぜかゾロ目のトリップメーター
それぞれのディテールにハーレーの
ロゴが入っていて、とてもかっこいい。

キックペダルのロゴ
渋いサイドカーだなあと
感動していると、振り返った先には
もう一台のサイドカー
しかも、今度は
「赤バイ」

なんとこの赤バイ、インディアン!
たぶんバイク好きのひとにしかわからないけれど、
伝説のバイクでこの前まで、公開されていた
「世界最速のインディアン」という
バイク映画のモデルと同じメーカーのバイク。
しかも、サイドカー仕様。
ピーポくんがミスマッチではあるけれど、
何とも渋いチョイス。
かっこいいなあ。
そしてフットレストにはインディアンの文字。
こどもの時にサイドカーに
乗って父とツーリングに出かけた想い出が
自分も実現したい夢になりました。
そんな訳で最近サイドカーが欲しくてたまりません。

月よ、静けさよ


いい月が上がってきました。
ヨメから携帯に
「いい月がでてるよ~、中秋の名月が。」
と電話が入り、外に出て見上げると
真っ白に輝く美しい月が。
前に400mmで月を撮って見事に
露出失敗したことがあったので、
早速、D70とヨンニッパを出してきて
正解探し。
どの組み合わせが正解か?
ここを、こうすると、で、この補正でどうだ・・・・?
森の中にある静かな家のテラスは
絶好の撮影ポイントでした。
今日勉強になったこと。
月を撮るときの露出よりも、大事なこと。
名月を眺めるなら、音の無い静かなところで
眺めた方がより美しい。
月には静けさが良く似合う。
太陽は生きる為に必要だけれど、
それとは別に月のおかげで人はどれだけたくさんの
文化を生んだのだろう。

同じ時がながれている。

最近は、写真を取りに行ける状況ではないので、
フラストレーションがたまっています。
来年は水中用の機材を導入するつもりで、
そのテストをしたかったのだけれど、
全然、時間がとれないままだんだんと
寒くなってきました。
あんまり、気にしていると
ストレスになるので、目線を変えて
いろいろ自分の手仕事で何か作る事に
情熱が沸いてきました。
「あ〜、何か作りたい!!」
これも立派な表現。
写真だけにこだわらず、自分の中にあるものを
外に作り出す。
何だか、写真のイメージよりも
最近は「こんなモノ作りたいなあ・・・」
と考えている事が多くなってきました。
そこで、幾つかのアイデアを形にしようと
一つ具体的に決めました。
それは以前、近所の人が
クヌギの木を切り倒してくれないかと頼みに来たので、
父と二人で切り倒して、薪にしました。
その時の木がとても立派なクヌギだったので、
根本の部分は太すぎて大きいので、
後日運ぶつもりで、今までそのままになっていました。
前にどこかのギャラリーで古くなった臼(餅つきの)を
加工して一人がけの素敵な椅子を作って
展示してあったのを最近思い出し、
「あのクヌギだったら作れるかも・・・・」
と思い立ち、今度こそ持ち帰ろうと
様子を見に行ってきました。

すると、誰にでも同じように時間が流れていたようで、
しっかりキノコまで生えて、土に還る過程にはいっておりました。
やはり、何事も頭の片隅に置いたまま永遠に時が止まっているわけもなく、
しっかりと時間が流れておりました。
この材をつかって何か出来るわけもなく、
しょんぼりです。

浮上失敗

ぐわーっと上がっていく感じ好きです
なんて書いたけど、
ずるずると後退していってます。
ちからいっぱい踏ん張っているのですが、
ずるっずるっと下がっています。
や・ば・い。
あえて言うなら、公園の滑り台でしょうか・・・
あ、ああ、あああ、
というセリフがぴったりの状況でございます。
まいった。
しかも、体調わるい。
コーヒー飲み過ぎた。
胃が痛い。
む〜、泥沼だああ。
で、明日はどっちだ?

情熱の行方

昨日、無事父の七七日の法事を済ませました。
夏晴れの晴れた日の寺の境内の景色は、きっと
この蝉の声を聞くたびに思い出すのだろうなと
読経のあいだぼんやりと考えていました。
負け戦かも知れないけれどと毎日思いながら、
下をうつむく事すらできないまま、必死に踏みとどまってきました。
昨日。
ああ、今日でおわりかあ、明日からは違う日に成るんだなと、
はっきりと実感しました。
そして、今朝。
あ、体が軽い。気持ちもいいぞ。
このまま、消えていくのかと思った情熱も
未だ体の中で、そっと火を灯しつづけています。
今までの苦労の嵐の中でも、消えなかった
僕の情熱の炎は今回も火を消さず乗り越えて行けそうです。
そして、今モノ作りをしたいという気持ちが強くなってきました。
写真では表現出来る時間的余裕はないけれど、
今まで暖めてきたモノを形に出来そうな気がします。
Pe’z 情熱の行方
こう、うまくいえないけれど、こういう時の
ぐわーっと自分が盛り上がっていく感じ
すごく好き。