Banff Mountain Film Festival

昨日、Banff Mountain Film Festivalを大崎で見てきました。
先日、パタゴニアのセールに行ったときに
このイベントの事を知って、前売り券を買い
楽しみに待っていました。
内容は、アウトドアアクティビティーからクライミングやマウンテンバイク
自然に関するドキュメンタリーなど様々なもので
様々な国から集められたフィルムの優秀な作品を上映するもの。
くわしくは↓
Banff Mountain Film Festival

特に、今年の作品の中で楽しみにしていたのは
RED GOLDというアラスカのブリストル湾で鮭の生息域での
Pebble Mineという金鉱山の開発に焦点を当てた
ドキュメンタリー作品。
REDGOLD
内容については是非、見て欲しいので触れないでおきます。
それぞれのシーンに出てくる、アラスカに暮らす人々の雰囲気、周りの景色、
シンプルなライフスタイル。
周りの人にとっては遠いアラスカの自然に迫る開発の危機でしか
無かったかも知れないけれど、
しがらみでいっぱいな今の自分の状況のせいなのかは
判らないけれど、懐かしさにぐっとハートをつかまれ
見終わった後は嬉しかった。
東京の上映は終わってしまったけれど、
もし、近くの場所で上映されていたら是非、見に行ってみてください。
ちなみに08年の作品も、
パタゴニアの東京のそれぞれのお店で上映があって、
刺激になるだろうと仕事が終わった後や休みを合わせて
はしごしました。
ここでも、ある作品が動物学者とオオカミの群れの出会いを
作品にしていて、その群れはカナダ西海岸で遡上してくる
サーモンの群れを食べて、ずっと暮らしてきた群れだった。
偶然とはいえ、サーモンの太平洋における生態系への
関与の大きさとこのフィルムに出会った自分の縁のような
サーモンに関わり続ける不思議な幸運に2つ驚いた
幸運といえば、もう一つ。
それぞれのお店の抽選でpatagoniaとSIGGの協賛で
SIGGボトルをもらいました。
滅多にあたらない自分にしてはめずらしく
もらえました。

このボトル「花咲かじいさん」です。
冷たい飲み物を入れると温度差で
気に緑が戻って、山が出来て鳥が舞います。

もうやめて寝ます


甘く見てました。
半年ぶりのオール機材クリーニングを実施しましたが、
もう寝ます。
レンズの清掃し始めて
気がついたら、4時間半。
終わる気配がない。
甘く見てた。
作業が終わらないなーと思いつつ、
更にオーバーホールが必要なのも見つかったりして
何とも言えない夜です。
特に父の遺品のレンズは保管状態が悪く、
どれもオーバーホールが必要。
リストアップも同時にしようと始めたけれど、
金額も幾らになるのか・・・
特にPlaner 85mm f1.4は捨てられない・・・名レンズ。
いろいろ考えると
気持ちよく寝られそうにないなあ。

宇宙へ

公開中の映画、「宇宙(そら)へ」を
先週、ワンコインキャンペーンと500円で見られるというので
見てきました。
仕事を終えて急いで、映画館に向かい
さっとコンビニで食事を買いつめこんで済ませて、
いざ宇宙へ!!
「宇宙(そら)へ」
映画自体は、宇宙開発の歴史をさらっと流れをなぞる程度の内容で
ロケットがまともに飛ばない時代の映像から、アポロの月到達、
そしてスペースシャトルの登場と、チャレンジャーの爆発事故
コロンビアの焼失など現代に至る。
宇宙の不思議さや、挑戦しようとするアストロノーツの人間物語などは
なく、本当に起こったことをなぞっていっただけの内容だった。
宇宙の映画として期待していた見た人にとっては、ネットでの評判はイマイチみたいだけれど、
それでも、物心ついたときには人は月に降り立った後だったし、
スペースシャトルは宇宙から帰ってきた映像を見て育ったぼくにとっては、
繋がらない断片的な宇宙開発の歴史を一つでさらっとまとめてみられたことは
良かった。
ふと、思ったのだけれど、人類の進歩っていう事で
何か新しいことを人類が初めて挑戦したときから、その過程が詳細に記録が残っている事って
歴史的にも無いんじゃないかな?と思って帰ってきた。
いろいろな歴史の出来事にも様々な記録は残っているけれど、その
信憑性は一方的な記録の残り方だったりすると思うと、疑問が残る。
もちろん、この宇宙開発にも60年ほどの時間が経ったけれど
残念ながらこの人類の進歩を最初からリアルタイムで体験し、
それを自分の言葉で語ることが出来る人は恐らくほとんどいないし、
(生き残っているけれど、今の出来事と昔の出来事を公平で見ることは
出来ないのではないかと仮定した)
おそらく、それぞれの世代の人が僕の体験と同じように、
状況は違っていても、それでも同じようにすでに始まった状態から
体験しているはずだ。
そう考えると、ちょっと前のこととは言え、
何かに新しく挑戦していく人類のパワーについて、それを映像を見るという
行為によって補完体験できるというのは凄い事何じゃないかと思った。

オレミス

いやいや、何かヘマしたわけじゃなくティラミスを
作ってみました。
クックパッドのレシピを参考に簡単そうでお腹いっぱい
食べられそうなので作ってみました。
ここ
寝かすと良いという事なので、明日が楽しみ。
美味しいかどうかは別にして
これで俺もトレンディ!

トレンディって言われてたことあったよね。
ティラミスって。
何故か、赤いボディコンをセットで思い出すのは
昭和育ちのせいだろうか?

体折れても、心折れず

前に、トマトを植えたというエントリを上げて、実はその直後、
添え木をしていなかったためにすぐに根本からぼきっと折れてしまった。
人に話すと「もう駄目だねー」とか、「他の探して植え替えた方が良いよ」とか
言われたけれど、折れて数日しても葉っぱが下を向かなかったので、
そのまま玄関の柱に結びつけて、毎日せっせと
仕事から帰ってくると水をやっていた。
すると、枯れることなく折れた部分は、そのままの角度のままだけれど、
なんとグングンと成長を続けた。
だめかな〜とか思ったけれど、トマトの生命力は命ってすごいなあと感心するくらいだった。

「おいおい、勝手な事言わないでくれよ、おまえに決められるほど俺の生命力は
安っぽいもんじゃないぜ。」
と堂々と成長した枝を広げ、誇らしげに力強い緑を見せつけるかのように
梅雨を開けた初夏の日差しを吸収していた。
もちろん、根本は折れた角度のままではあるけれど、
立派なトマトが一つグングンと大きくなっている。

その青々とした皮の内側には、決して折れない生命力のエネルギーが
ぱんぱんにつまっていて、そのエネルギーはこれからの初夏の
太陽のエネルギーをいっぱいに受けて、さらにどんどんと詰め込まれていくのだ。

根本に一緒に植えた、バジルの伸びがトマトに比べると
弱いのが気になってきたけれど、これは
トマトソースwithバジルの現実味もおびてきたぜ!!
できれば、トマトはもう少し、数がなって欲しいなー

輝き

前に、屋根につけた地デジのアンテナがずれたのか、
近くで建て始めたビルの影響なのか、テレビの映りが
悪くなってきたので、屋根に上がって、ちょっと調整してみたものの
よけいに映りが悪くなってしまった。
そこで、一念発起してアンテナに
スタンドとワイヤーを買ってきてアップグレードした。
ちょっと、予想外の出費で、
半日かけて炎天下の中でいい汗かきながらの
アンテナの取り付けはなかなか骨が折れた。
最初はサクサクっと終わらせるつもりだったけど。
何が大変ってアンテナから、四方に張ったワイヤーの固定も大変だったけれど、
一人で受信の角度の調整をしなければならないので、
屋根の上から今のテレビの画面に映った受信の数値を
みるには知恵を絞った。
結局、姿見の鏡をおいて、角度を調整して屋根の上から見える位置に
置いて、そこに映った数値を双眼鏡で覗きながらちょっとずつ
角度をずらした。
金と手間をかけたおかげで、きれいに映るようになって、みられる放送局も
増えた。
そこで、今日楽しみにしていたNHK SONGSという番組のウルフルズの放送を見た。
先日、活動休止の発表をして、翌日に六本木でフリーライブを行った彼ら。
そのときのフリーライブにはぜひ行こうと、受付開始から必死に電話したけれど
全くつながらず、機会を逃した。必死に仕事を早退する理由を考えていたのに。
しかし、幸運な事に今回の放送ではそのときの様子を放送してくれた。
最初、「おっっっ!これは良かった、ここで見られるぞ」
と思ったが、見ていて何かしっくりこない。
ひたむきに元気のよさが突き抜けた、彼らの良さがまったく感じられない。
ふと何も伝わらない彼らのパフォーマンスをみていて、
そうだよな、活動休止をきめたバンドだもんなと
頭の中で言葉がよぎった。
バラバラなのだ。
彼らはテクニックもいいし、うまくステージをこなしていた。
でも、前に見た彼らの姿は本当に楽しそうに演奏していた。
バンドの中に存在している、気の混じり合いのようなものが感じられなかった。
四人で音を出す事のすばらしさをインタビューでそれぞれは語っていたが、
残念ながら、今回見た放送からは伝わってこなかった。
彼らはこのまま大人になってしまうのか?それとも取り戻せるのか?
それは時間が経てば、わかると思う。
マイケルが、忌野清志郎が逝ってしまい、ウルフルズが眠りにつこうとしている。
理屈をおいても、好きなバンドが一つ休止してしまうのは、寂しいなあ。

レイトショー 2本立て

昨日、今日とレイトショーを見てきた。
映画を見る事自体久しぶりだけれど、
毎日見に行った事何て今までなかった。
でも、レイトショーは安いので見たい映画も重なっていたしと言う事で
「エヴァンゲリヲン 破」
え?と言われそうだけれど、友達に借りたビデオで高校生の時に
夢中になって以来、気になっていたので見てきました。
筋も何となく憶えている程度だけれど、前作のビデオで見たものとは
印象の違った映画になってました。
技術って進歩するんだなあとCG満載の映画を見て
びっくりしてました。
この監督、新しく再構築するなんて言っているのを
どこかのインタビューで読んだけれど、
あらかじめヒットしている作品にさらに良い肉付けがしてあったので
楽しめました。
でも、映画館のでかいスクリーンで激しく動き回るアクションシーンの
迫力のおかげで、話の細かいところを憶えていられなかったのは、
もっかい、家で見ろってことかな?
「レスラー」
帰ってきた猫パンチ。ミッキーロークお帰り。
良い演技でした。
良い映画でした。
例えクズと呼ばれ、帰る家も待っている家族もなくとも
今日も俺は待っているファン達のいる、自分の居場所で戦いつづける。
けっして美化されているわけでもなく、悲しく寂しい現実も描写されながら、
現実と向き合って生きていけない、夢を追い続けるレスラーの晩年の映画。
前に江頭2:50が
「俺のライブに来ている連中の顔を見ると、結婚はおろか恋愛もまともに
出来ないんじゃないかって連中ばかり。
だけど、俺はそういう奴らのためにこそ、お笑いをやりたい」とどこかで、
インタビューに答えていたのを不思議と思い出した。
体もぼろぼろになり、命をすり減らしながら
最後までリングに立つ彼の姿に、夢を追い続ける男の覚悟と
忘れてはいけない現実という二つがラストに結びつく。
両日とも、映画館をでて一人、駅までの道のりを
夜風に吹かれながら、何も考えずに歩く。
濃厚なストーリーに触れたはずなのに
その物語を反芻するのではなく、
ほほをなで、吹き抜けていく
風の感触と、含まれた湿度の濃さを
ただ感じ歩いた。
映画を見た事も、豊かな時間だったけれど、
この夜風と歩いた時間も良い時の使い方だった。

マケマケの唄

いやー。
良いところまでいったんだけどな〜。
見事に落ちました。
実は、BBC主催の Wildlife Photographer of the year 2009
に応募していた、僕の作品がFinalまで進んでいたので、
最後のジャッジの結果が通知されるのをこのところ、ずっと
首を長くして待っていたのですが、残念ながら今日通知ありました。
いやー、残念。
Final止まりでした。
海の向こうでは、Susan Boyleが快進撃を続けて
いるのを聞く度に、勝手にお?、次は俺か?
なんて一人で盛り上がってしまいました。
Finalまで残ったメールをもらって、
それからほぼ1ヶ月。良い夢見させてもらいましたよ!!!
まー、43000のエントリのファイナルなので、残っただけでも
良いんじゃないなんて、とても思えません。
くやぴー、超くやしい。
ここでホームラン打って、一発逆転してやる。
とか、思っていたけど。
なかなか、逆境続きの厳しい俺の状況に
神様はもうちょっと先に、ご褒美をお預けしました。
そういうことなんでしょう。
トホホ。
でも、ここで腐っても、辞めてしまっても、
この先に撮れるであろう、素晴らしい写真達への道は閉ざされてしまうわけで。
下を向かず、上も向けず、只、今の目の前の一歩を明日も
踏もうと思います。
昔、写真に真剣に取り組んでみたいと思い始めた頃に
「すごいなあ、世界にはこんな写真を撮れる人たちがいるんだ・・・」と、
友達に見せてもらったこのコンテストの図録に感動したものです。
10月頃に発表があるようなので、入賞した他の作品を楽しみにしようと思っています。
ちなみに、10月授賞式の後、ヨーロッパのここいこう、とかいろいろ考えていたのは
内緒ね。

ボブin my dream

今日は不思議な夢を見た
ひさしぶりによく憶えて、目が覚めた。
目が覚めた時に、あれ?夢だったんだ?
と思ったくらいだ。
忘れないうちに備忘録として書いておこう。
夢の話なのでもちろん脈絡はないけど。
いきなり、気がつくと
どこかでの室内で、いきなりおろおろしていた。
誰が一緒なのか判らないけれど、数人の仲間と一緒にいて、
その部屋に黒人が突然、数人で入ってくる。
外には沢山の人だかりで、まるでそこから逃げてくるかのように
そのグループがちょうどドアを閉めた時に
グループの中の一人がなんとボブ・マーリーだった。

なぜかすぐに判った。
そのとき、声をかけようとしたが、
夢の中では(なんと珍しい事に)、どう声をかけて良いのか
手を出しかねている感じだった。
頭の中では、中学生の僕が初めて買った洋楽のシングルのCDはあなたの
[No woman No cry]のCDだったんです、と伝えたかった。
どこかの航空会社のCMで流れていた曲をきいて、レコードショップにいって
わざわざ店員さんの前で歌って、曲名を教えてもらって
それから今も大事に持っています。
そして、いろんな時に聴きました。
僕にとっては聴く度にいろいろ聴いていたときのことを
それぞれ思い出す、そしてまた今も聴いている。そんな大切な歌です。
ぼくにとってはとても大切な歌なんです。
そう、伝えたかった。
そして、このCDにサインをして、あなたの魔法をかけてください。
僕にとってこの特別な歌を、あなたと結びつく事で
もっと宝物にしたい。どうか、サインをしてくれませんか?
(その時、何故か突然手にCDをもってた)
こう伝えようとしてボブと眼があったところで、
一瞬の時間だったかも知れないが、眼で言葉をかわした。
不思議と、頭に流れこんでくるような二言三言交わした。
そして目が覚めた。
残念、何を会話したかは憶えてなかった。
不思議と力が入るでもなく、良い夢だった。
不思議な夢だったんだ。

気まぐれ菜園

先日、何かのおまけで付いてたバジルの種を
土に植えて水をやりながら、育て始めた
ちゃんと大きくなるかわからないので、
ポットを買ってくるよりもと思って
ペットボトルを切って、底の部分をポットにして
土を入れて、種を植えてみた。
しばらくすると、半分くらいが芽を出した。
朝仕事に行く前に外に出して、日に当ててやり
ちゃんと水をやって、夜は家に入れた。
我ながら意外なマメさだなと感じたけれど、
ある程度大きくなってから、成長がゆっくりのように
感じられてくると、急に何かが気になって仕方なくなってしまった。
きっと、こんな鉢をケチって小さい物に入れているから、
なかなか成長しないんだなと考えてホームセンターに
行ってプランターを買ってきた。

気になってしまうとその事しか目に入らない性格だけれど、
つい、あれもこれもと買ってしまい、コリアンダーの種と
トマトの苗とプランターまで買ってきてしまった。
おまけに前に買った、コンシンネの鉢まで。

前から、小さい犬に洋服を着せてる飼い主を揶揄してきたけど、
これじゃ対象が違うだけでやってる事は全くおなじだったのに
自分で恥ずかしいけれど、これがなかなか楽しい。
きっと、うまく育てて収穫してやる!!
収穫予定
コリアンダー
トマト
バジル
せっかく収穫しても、パスタくらいしか作れないな、これじゃ。