褒め殺し、ご勘弁ください。

学校の授業。
無事、終わりました。
日本で言う小学校5年生の授業になります。
アンカレジのサンドレイク小学校という現地の子供が通う
小学校の理科の授業の講師で写真を見せながら
鮭の話をしました。
テーマは「鮭のライフサイクル」と「好きな事をやっていくこと」
2つのグループを1日がかりで相手に授業をしました。
この子供達は、日本語の教育のプログラムで
小学校のカリキュラムで日本語で勉強している子供達です。
※一部、映像に加工してあります。

「鮭のライフサイクル」はもちろん、
僕のアラスカでの写真に音楽を添えて、30分ほどのプログラムに
それぞれのシーンに解説をします。
ここで予想外だったのが、アラスカの子供達でも20人ほどの1つのグループのなかで、
3人ほどしか川で泳いでいる鮭を見たことがないという
まさかの展開がありました。
このあたりは説明しなくても良いだろうとはしょった部分を
説明したおかげで、時間の配分に苦労しました。

「好きな事をやっていくこと」
気がついたら、初めてアラスカに旅をしてから10年が経っていました。
未だ何かはっきりとしたかたちを持っていないものの、
自分がずっと好きな事をやってきたつもりはあります。
その中での何にも代えがたい瞬間や、充実感。
そして、好きな事を続けていくために必死に我慢しなければならないこと、
本気で取り組むからこその苦しいことやつらいこともある。
そんなことを、彼らに「日本語」で伝えました。
もちろん、そんな話をだらだらと日本語でするわけにもいかないので、
クーラーボックスに実際のカメラを持ち込み、鮭にどれだけ近づかなければ
行けないのか、子供達に写真を撮ってもらい、
さらに鮭の生態に近づくためにはどれくらい
冷たい水の中にじっと我慢して居なければいけないのか?
それをわかってもらうために8℃ほどの水温に調整した
ボウルの水にグループ全員に水に手を入れ、アラスカの川の冷たさを
感じてもらいました。
それぞれの感性に何が残ったのかはわかりません。
「鮭の生態」かもしれませんし、「日本から写真を撮る人が来た」、
あるいは「水が冷たかった」かもしれません。
夕方にはへとへとになり、アンカレジの友人が夕食を用意してくれました。
たまには、自分で自分を祝うことにしようと思い、珍しく酒を飲み、
慣れない酒に見事に酔っ払いました。
酔っ払いながら、PCに向かうとどこで見つけてくれたのかは
わかりませんが、Twitterで子供の日本人のおかあさんから
わざわざお礼のつぶやきがありました。
「教室で写真を撮ったのがおもしろかった」と話があったそうです。
一人で川に向かう日々がどこかで誰かにつながるという
僕にとっての収穫のある日にもなりました。
ちなみに、ギャラリーに売り込んでますが、困ってます。
アメリカ人に。
オーナーには時期柄なかなか会えないのですが、
自分の紹介をしてから、もちろん写真を
見せるんですが、従業員の彼らの反応が良いんです。
アメリカ的に。
「こんなの見たことないわ!」
「すごいね!オーナーに必ず伝えておくよ!」
などと、まともに受けてしまうと
「もしかして、俺の写真って・・・・いいんじゃなーい?」
なんて、勘違いをしそうですが、
問い合わせはゼロ。
もちろんまだ先週に売り込んだばかりで、
さらにオフシーズンに突入していくのに
わざわざ仕入れをしようと言う人は
いないというのは冷静で間違いない意見。
ならせめて、評判を聞いてみたいというのが本音のところ。
どこでも、ナイスに対応してくれるのはうれしいのですが、
底の見えないアメリカ人の本音はここでもまったく見えません。
何となく、のれんに腕押し感が・・・・・・。
でも、良い感触もあるんです。
・・・・・・・・でも、それってどっち?
明明後日、深夜帰国便出発です。

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