シュートは一本でも多く、撃つ。

結局、調べてみると車の発電量が足りず、
オルタネーターが駄目でした。
部品を聞いてみると200ドルちょっとで、
次の日には届くかもと言うことでした。
交換には数日、要するでしょう。
まあ、出費は痛いですが、
これは仕方ない。
おまけに、ストーブもさすがに壊れてしまった場所が
心臓部だったようで、そこもどうにもならない。
新品を買わなければならない事になりました。
まあ、今日。
おそらくパーツが届くとは思いますが、
天気予報によると晴れ。
久しぶりの晴れで、このところ
秋の長雨でなかなか晴れ間が出ず、
つまり、今日は絶好の「チャンス」となります。
数日前にも書きましたが、産卵はおそらく今日あたりが美味しいのではないかと
踏んでいます。
そこで、何とか友達に頼み、車を借りて日帰りで出撃できることになりました。
借りた車も40万キロ走っている、驚異のシボレー、サバーバン。
わかりやすく言うと、巨大なオフロード車です。
燃費という概念がなく、恐ろしく頑丈な車で、
ガソリンを撒いて走るようなイメージでお願いします。
チャンスをしっかりとかぎ分け、1本でも多くシュートを撃つ。
貪欲に「良い写真」を狙っていきたいと思います。
この貪欲に自分のやりたいことができる日々。
数日前の撮影で、産卵の様子は撮影できました。
でもね。本音を言うと、どうしても今回のこの旅でこの先が見たい。
何となく、自分の今の壁を感じていて、そこを突き抜けられるかどうか?
良い写真を撮った後、さらにもう一歩踏み込んで結果を残したい。
人から言わせるとそれを見せた時、
「いいんじゃないの?良い写真じゃない」と言われますが、
まだ、足りない。
ほんのわずかだけど、非常に大きな不満があるわけです。

結果が必ず伴うわけではありませんが、
きっと、俺ならできるはず。
そう、強く思い行ってきます
やー、しかしいろいろタイミング考えると、
今日が最後の撮影にならなきゃいいけど。

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

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