くまのゆめ

先日久しぶりにクマの夢を見ました。
知床でガイドをしていた時は、頻繁に見ていたけど
久しぶりに見ました。
でも久しぶりに見た夢は、
以前と趣向が変わったみたいで、ガイドの時は
クマがこちらに向かってきても
自分以外の人に向かっていって、自分は全く相手にされないで
何も出来ないでとても悔しい思いをするというのが、
いつものパターンだったけど、
今回の夢は川の中で割と大きめの若いクマと取っ組み合って
力比べをしている夢でした。
最初は川の土手で川の中にいるクマをのんびりと撮影しながら
観察していた。
そのクマは自分の事に集中していて、
全くこちらを気にしない様子で、川の中で何かを探していた。
こちらもクマが人がそばにいる事にストレスに感じていない事が
伝わっていて、その事に自分の中で手応えとゆったりとクマを観察できる
充実感でいっぱいになっていた。
しかし、ここから話が唐突に急展開する。
はっと気が付くとさっきまで観察していたクマと
まるでプロレスラーががっちり組み合うように川の中で
組み合っている。
その状況は恐ろしい恐怖心などは全く感じられないのだけれども、
とにかくこいつをここで負かせてしまおうと、強く思っていて
何とか全身に力を込めてみるのだけれど、150センチほどのクマは
こちらが力を込めるとその分、力を込めて押し返してくる。
こいつ小さいのに力が強いな!!と思ってさらに力を振り絞ると
その分またクマも力を込めてくる。
負ける様子はないのだけれど、がっちり重く組んでいて
とてもほどける様子はなかった。
どのくらい続いたのか判らないけれど、がっちり組んだ重さに疲れて
目が覚めた。
それからやっと夢だったと気が付いた。
この夢のおかげで全身に力が入っていて、疲れ切っていた。
手や足を一つ一つほどかないと力がゆるまなかった。
妙にがっちり組んだ重さがリアルだったと思ったら、
布団が変に絡まってまとわりついていて、身動きがとれなかっただけだった。
しかし、いつもクマが夢に出てくるとどんな夢でもとても疲れる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする