子細にこだわらず、走り続けろ

ドライスーツの漏れをどうにか修理して、
今日から撮影再開です。
どうにか、あてにしていた最後のポイントで
ベニザケの撮影を再開できました。
メインで期待していた別のポイントは今年は
1,2匹見かけただけで、外れてしまいました。
今日は、久しぶりの晴れ。
川であった人が「インディアンサマー」と呼ぶような
肌寒く、雲のない秋晴れの一日でした。
ベニザケは、ちょうど川にたどり着いたばかりのような
雰囲気で、まだそわそわと落ち着かなく
警戒心たっぷりです。
これが、数日経つと産卵に向けて、
気が立ってきます。その代わりに他への警戒心がさがります。
やっとその状況で撮影に入れます。
天気と鮭の状況が上手く重なってくれるといいのですが、
こればかりは、今後の成り行きに身を任すしかなさそうです。

今回は、撮影だけでなく他にも2つのプロジェクトを同時に抱えていて、
残り時間を考えると、いろいろと気になってきました。
3日がかりで直したドライスーツはやはり両肘の部分が
じんわりと水がしみこんできます。
だいたいの見当はついていますが、
今更、乾燥させて再修理の時間ももったいないので、
このまま行くことにします。
8時間潜って、濡れる程度なら我慢すればどうにかなるでしょう。
それでは、フィールドにもどります。
今週が山場。
狙うは一つ。
特大ホームラン。
さてさて、できっこないを、
やらなくちゃ!!

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

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