書く事は毎日毎日同じなので、
特に変わりもなく鮭の事です。
Kenai半島で恐らく最後に撮影に
なる川に移動してきました。
今年はこの川は当たりのようで、沢山の鮭が産卵しています。
昨日、ついに産卵の瞬間を撮りました。
必ず必要だと思っていた重要な1シーンだったので、
まずはほっとしたのが正直なところです。
とりあえず、一通りの流れをすべて押さえる事が出来たので、
ここからが本当の正念場となります。
と、いうのはそれぞれのシーンに後は自分のアイデアを
盛り込んでどれだけ発展させる事が出来るか。
まさに、写真家としての全てが問われる事になります。
そう、まさにここからは燃える情熱の全てをぶつけて
いきたいとおもっています。
あと何日間鮭たちの命が持つか判りませんが、
彼らの燃え尽きるまでの生き様をしっかりと記録していきます。
いつ、彼らの命がつきるのか判らないので、ここからは
全く予定が立ちません。
本当はDenali national parkに行こうとも思っていたのですが、
ここに来て迷いが出ています。
このまま、ここにいて鮭の命を見届けるのか、
それともムースの撮影に移行していくのか。
鮭の命もDenaliに行って帰ってくれば尽きているでしょう。
Denaliは鮭の命が尽きる頃には冬が来てクローズになってしまいます。
時間は2度と取り戻せない。
ヨメ市長の町作りは、古代、江戸ときて今は昭和の高度成長期のようです。
何故か町の中にバベルの塔と5重の塔がある不思議な町並みです。
しかし、高度成長期名物、公害に悩まされていて
支持率が3%と伸び悩んでいるようです。
「どげんかせんといかん」
とかいいながらやってます。
まあ、支持率の低さからいくと森喜朗なんだけど。