人は歌う、歌を謡う

 今日前から曲名がわからなくて気になっていた曲に出会えた。

「フォーク・クルセダース 悲しくてやりきれない」
→@youtube
  胸にしみる 空のかがやき
  今日も遠くながめ 涙をながす
  悲しくて 悲しくて
  とてもやりきれない
  このやるせない モヤモヤを
  だれかに 告げようか
  白い雲は 流れ流れて
  今日も夢はもつれ わびしくゆれる
  悲しくて 悲しくて
  とてもやりきれない
  この限りない むなしさの
  救いは ないだろうか
  深い森の みどりにだかれ
  今日も風の唄に しみじみ嘆く
  悲しくて 悲しくて
  とてもやりきれない
  この燃えたぎる 苦しさは
  明日も 続くのか
しみじみと感動しています。
この1曲が今日の俺を救ってくれた。
40年も前の音楽の傑作です。
いったい、今僕らが聴いている音楽って言うのは
何の為に歌われているのだろう。
力強い自己主張もいいけれど、
そっと隣で口ずさんでいるだけでも、ずっと
心に残るようなそんな素晴らしい歌が
乾いた魂をやさしく包んでくれます。
きっと、こんな日々は続かない。
でも、その日々の中で思った事、感じた事。
この毎日があった事も忘れてしまうような遠い未来。
きっとどこかでこの歌を聞いて
今の心持ちを思い出すのだろう。

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