リフト オフ!!

今、俺史上最も、自分が問われている時です。
こんなにきつい時間を過ごしている事はないし、
こんなにも命とむきあっている時間もありません。
今自分を支えてくれているのは、
今まで培ってきたいろんな経験と
「愛」です。
その「愛」と言う奴はもちろん自分から
無限にあふれてくるモノでもあるし、
自分たちの家族の間で通いあうやさしさが
たなびいている霧のようなモノであったりします。
いずれにしても、「愛」と言うものが
こんなにもやさしく力強く、そして人の心を温めてくれる
ということを恥ずかしながら、初めて知りました。
今まで、必死に自分への情熱の力強さだけでここまで上ってきました。
そして、その自分の情熱が上死点に達したかの様に疲労から
ちからを失って失速し始めたことを感じていました。
そんな時、自分ではっきりと思った事が一つあります。
「あとで後悔しないようにその時自分に出来る最善を尽くそう」
ずっと抱いてきたこのポリシーに
「あとで後悔しないようにその時自分に出来る最善を”やさしく”尽くそう」
一カ所加えてみました。
この一言で人に優しくなれました。
恥ずかしながら。
シャトルは空になった燃料タンクを捨てて、第2エンジンに点火です。
このエンジンの使い方はまだまだ不慣れですけど、
今までとは燃え方が違います。
暑苦しいと言われようとも、
恥ずかしくないの?と聞かれようとも、

燃えろ、俺
燃えろ、愛
ラブファイヤー!

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

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