襖よ サラバ

先週と今週の休みを使って
襖を張り替えた。
ちなみにこの字は襖<ふすま>です。
「ねえねえ醤油ってかける〜?」ってCMが昔あったような
気がしますが、この字も書けない字に入ると思う。
今は襖自体が家にない家もあるから尚更かも知れないけど。

ちなみにこの写真が我が家の居間です。
廃屋ではありません
昨年末に張り替えようと、換え紙は買ってあったものの、
とても時間がなくここまで引っ張ってきました。

庭に搬出!
何時替えたのか判らない古い襖紙なので、きれいに剥がれず
強引に剥がす事にしました。

“素人の仕事は何事もやりながらコツを覚え、そして終わる頃にやっと慣れる”
この基本原則にならって、あくまでムキにならず、
一つ一つやり方を工夫しながら発見が楽しい。
ここでも、水を染みこませたスポンジでサッと一拭きして
水を襖紙に吸わせるとかなり剥がれやすくなる事が判明!
しかし、この発見ももちろん作業後半になってから。
「あっ、北海道」
「は?」
「ほらこれ・・・・」
ヨメの指さす先を見ると・・・

そうです。
あくまでも仕事ではないので、ストイックになってはいけません。

襖紙を剥がし、傷んでいる部分を木工ボンドで補修。
「下地だけにしてみると、これもなかなか趣合っていいんじゃないの?」
いよいよ、新しい襖紙を貼り付けます。
ホームセンターで買ってきた、裏に糊の着いていて
水で濡らして貼り付けるタイプをスポンジでサッと一拭き。

カッターで目地に合わせながらはみ出た部分を切っていきます。
説明書きによると、あらかじめ切っておいてから貼り付けるのが
正しいやり方との事。
しかし、我ら二人の現場責任者の判断により、
”この日が暮れ始めた時間にそんな悠長な事はしてられない!!”
と現場の意見で勝手に変更。
全部で表と裏を合わせると8枚も張り替えなければならない訳で、
当然、時間が経つに従って、写真を撮っている余裕など無くなり、
延長戦は室内へ。

しかし、残りあと1枚というところで、時間切れ。
結局、2週に持ち越したが、無事完成。
多少波打っているところはあるけれど、素人仕事にしては
なかなかというところでしょうかな?
まあ、もちろん次にやる時にはすっかり忘れているのでしょうが。
はっはっは。

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

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