頑張れ、ニッポン。 頑張ろう俺たち!

報道も一段落して、テレビにもCMが流れ、
原発の放射線量の報道にも、
コンビニのやたら隙間の空いた商品棚にも、
節電で止まったエスカレーターにも、
揺れているのか、揺れていないのかわからない地震酔いにも
スポーツ選手がチャリティ活動をおこない、
ミュージシャンが応援ソングをうたい、
駅前で、大きな声を出して募金を呼びかける声にも、
そんな日常に
なんだか慣れてきました。
自分で、一番怖いことだなと思います。
やせがまんでも、いい
意地っぱりでも、いい
いまここで、頑張ってみませんか?
誰かのために何もできず、だんだんと普通の生活を取り戻し始めている皆さん。
頑張ろうニッポン。
何度もこの地震が起こってから
目にしてきたスローガン。
耳にしたスローガン。
最近、思うんです。
この頑張ろうという言葉は、がんばり続けている被災地の人々にむけたものじゃないと。
被災地ががんばって復興してもらうようにじゃない、
復興できるように、日本の経済が沈まないように。
その分、元気に働けるおれたちが一生懸命「頑張って」働いて日本の経済を支える。
そのあいだ、俺たちがこのニッポンを支える。
だから、頑張る。
頑張ろう、俺たち
俺たちのニッポン。
つまらない、「自粛」なんてものにつられていないで、
自分で考えて、その先に誰かが繋がっていて、
そして、役に立てると自分で思えるのであれば
大人にがっかりしたなら、自分がやればいい。
そんなことを思いながら、献血してきました。
この熱い、俺の血が何処かで役に立ってくれるといいなと。
被災地じゃなくても良いよ
なんだったら、ガロンであげてもいいよ

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

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