I’m home


明日帰国しますと書いてから、実は手違いがあって
3日ほど出発が延びて、昨日、無事帰国しました。

シアトルで1時間出発が遅れた以外は全く問題なく
強いて言うならば大量の荷物を抱えて苦労したことくらいで、
久しぶりに帰ってきた日本の湿気も最初は戸惑いましたが
今朝起きてみると乾燥しきっている空気のアラスカとは
また違った心地よさがあります。
昨日はさすがに疲れ切っていたので
今日はとりあえず、荷ほどきから始めます
久しぶりに帰った自分の部屋は
どこに何があるのかさっぱり判らない他人の部屋のような様相でしたが
ひとつひとつ自分の感覚を取り戻していきたいと思います。
今回の旅で「いろいろな物を得た」と、ゆっくり振り返りたい気持ちもあるけれど、
よく考えてみると今回持ち帰ってきたいろんな「宿題」を
進めなければ本当は何も先に進んでいないのです。
振り返るほどの事は何もできていない。
「うちに帰るまでが遠足ですからね」と子供の時言われた
事を冗談のように思い出すけれど、
今場所が日本にいるだけでぼくの旅は今もまだ続く。
そんな事を思ったりもしたけれど、
何より日本の食事はおいしい。
家で食べた何気ない食事だけれど
まずはこの滋養に満ちた味に癒されました。

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です