南下して撮影に望もう!と思ったとたん、
さっそくお休みになりました。
あれから、南下して遡上の始まったシロザケとベニザケを
合わせて撮ろうと潜った所、何故か右腕から浸水。
そんな理由で水から上がるのももったいないので、
寒さを我慢して撮影続行。
手首のゴムの部分がねじれていたので、きっと
そこが原因だったのだろうと納得して、
次の日もまた潜ってみるとまた同じ部分から浸水。
よく調べてみると、このまえ取り替えた手首の接着が
剥がれかけてそこから浸水していました。
結局、アンカレジまで戻ってその日の内に接着修理。
翌日はいざ、撮影!と意気込んだところで、暴風・雨強し。
とても撮影どころではないので、幾つかのポイントをチェックしながら、
更に南下して、結局友達のキャンプグラウンドに非難してトレーラーで休む事にしました。
暖かい室内にほっと一息ついて、濡れたドライスーツを干そうとカーテンレールに
手を伸ばした時、グラッとバランスを崩して、
慌てて手をついた先が窓。
ガチャン。と見事に割れました。
と、このエントリを投稿してたら、頭の上をワタリガラスが
バカにしたように「カポロン、カポロン」を鳴きながら
飛んでいきました。
アラスカのネイティブの神話ではこのワタリガラスはこの
世界の創造主となっていて、神の使いとされています。
ここ、数日の運の悪さはどこかで誰かにいたずらされているような
そんなことがつづいています。
まるで、今のワタリガラスが「その通り!」と言ったかのように。
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投稿者: WildHarmony
1978年 東京都生まれ
東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。
北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。
知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、
自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。
アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、
巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui
Born in Tokyo in 1978.
Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school.
After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido.
and guided in Shiretoko National park for many people in two years.
Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife.
I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself.
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