今年の撮影の予定がきまりました
原油高の影響で航空券の値段が今まで考えていた、予算を遥かに超えて滞在の予算に食い込んでしまった
移動するだけの予算で出費が増えてしまうのは何か生み出すわけでもないので、ただ、ため息をつくしかない
今年は
7/30~9/30
の60日間の勝負となった
ルートは
成田~シアトル~アンカレジ
夏休みの運賃が一番高い時期になってしまったが、鮭が川に入って上がり始めた時期から産卵、そして弊死していく時間に撮影を合わせていくと、このタイミングで撮影に入るのが一番有効に時間を使える
ただ、この場合は到着後いきなり撮影に入らなければならないので、現地の気候や撮影のテンションなど体を慣らすような時間がないため、まるで高速道路にいきなり合流するような、そんな錯覚のようなものををいつも感じる
彼らの生命の強さにはそれくらいのエネルギーがある。
その彼らのエネルギーに負けず、しかし、そのエネルギーに寄り添いながら彼らの生き様を記録したい
それが今年の自分の挑戦なのだ
月: 2008年6月
近況
このところ、仕事が忙しすぎて家には寝に帰っているような
状態なのでブログの更新もままならず、そのまんまでした。
まあ、我が人生振り返ってみると働く時は猛烈に働かなければならないけれど、
あるいはそうでないときは、とことん暇で楽な時のどちらかにぴったり
線を引いたみたいに2極化しております。
で、今は頑張って働かないといけないので、脇目もふらず頑張っております。
まともに一生懸命働くという事はなかなか世間的には
素晴らしい事なのかも知れない。
一生懸命働いて周りに認めてもらえるのはいいけど
でも実はそんなおかげで全く時間が作れず、帰ってきたら
バタンキューの日々なので、写真はまったくやってる時間もない。
と、いうような何だか物差しのゼロをどこに置いたら満足できるのか
判らないのがこの所の近況です。
で、あえてこの場で宣言します。
「おれは写真家であり、写真で自分を表現する人間です。
そして、そのために今年もアラスカに行って自分と取っ組み合いを
して作品と呼べる物を創ってきます。
だから、そのためにいやな事にも手を抜かず、今から一生懸命になれる自分を用意しておきます。」