日本に帰ってきて、一番の楽しみといえば、
何より新鮮なものが食べられること。
これは野菜や肉や魚に限らず何を食べても、
日本の食べ物はおいしい。
帰国直後はコンビニに入っただけで、
その品揃えの豊かさに感動する。
今日はヨメが庭にある柿の木から
新鮮な柿を取って、食卓にデザートで出してくれた。
うまい!!
うまい!うまい!!
どう逆立ちしてもアラスカではこれは食べられません。
特に柿が好きって訳ではないけれど、こんなにおいしい柿が
自分の家の庭から採れるということを考えるだけで、
とても豊かな気持ちになる。
「家の庭からとてもおいしい柿が採れるんですよ」
誰に言う訳ではないが、誰かに言ってみたい。
「あっそう」と言われそうだけれども。
自然の中から自分の食べるものを自分で取る。
もちろん、すべての自分の食べ物をまかなう事に
なった場合は、それが豊かだなどという余裕すらないほど
必死に生きていかなければならなくなるだろう。
飽食と言われる時代。
しかし、庭にある柿一つで思い出させてくれる事がある。
そのために自分の手で、自然の中から自分の食べるものを自分で取る。
あ、そうそう、もうひとつ言いたい事があるんですよ
「今年はゆずも豊作なんです」
たまりませんね・・・・
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投稿者: WildHarmony
1978年 東京都生まれ
東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。
北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。
知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、
自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。
アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、
巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui
Born in Tokyo in 1978.
Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school.
After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido.
and guided in Shiretoko National park for many people in two years.
Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife.
I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself.
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