レバニラiphone

昼飯にレバニラを定食屋で注文し、いつも通りiphoneでツラツラと
webを見ながら食事した。
行儀は悪いが、昼休みは有効に使わねばならないので、慣れてしまった
で、いつもの味のレバニラを平らげ、食後の余韻に浸りながら片手でもっ
ていた時に、不意に眠くなり始めた
「ん?」
と思った頃には、意識がくるっとひっくり返るように眠ってしまった
まるで一瞬で気絶するようにだ
当然、片手に握っていたiphoneはポロっと
そのまま力の抜けた片手から滑り落ち、
「ガチャン」
と大きな音でレバニラの残り汁一杯の皿に落っこちた
突然のことに一瞬何が起きたかわからなかったけれど、
周りの人がみんな見ていて、その上目の前の皿に落っこちた
iphoneがあれば、すぐに分かった
「あれ?」
とはおもったものの
とりあえず、速やかに代金を払って店を出た
しかし、問題は片手に握ったiphoneがヌルヌルに
なっていることだった
鞄からウエットティッシュを取り出したけれど
なかなか油が取れない
おまけに結構匂いがついてしまった上
ケースを外してしっかりふいてみると
イヤホンジャックからどうやら
レバニラ汁が侵入してしまったようで、
端子の認識がおかしい
電話が早速かかって来てとりあえず、
出て見たけれど全く音も聞こえなければ
こっちの音も行ってない様子
修理代が頭をよぎる
その後、丁寧な清掃で何とかスピーカ以外は復旧。
元々ラーメンのように丼+スープだったら
命はなかった
やがて夕方には端子の中も乾いたみたいで
完全に機能を取り戻した
そして、この記事を今、帰りの電車の中で書いていたら
隣に座ったおっちゃんがワンカップ大関片手に
一人酒盛り
そのうち、コックリし始めたので、
おっちゃんそれこぼすぞ、俺のように
と思ったら、見事にひっくり返してた
お疲れ様

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です