もう食べ頃


前からカレーを粉から作ってみたいと思っていたのだけれど
Webをあてにして作るのも何だか範囲が広くなりすぎて
イマイチどれから始めたらいいのかも、よく分からなかったので
とりあえず、我流で家にあったスパイスを適当にそれっぽく
分量関係なく煮込んでみて、何となく香りがして来たところに
ジャワカレーの素をぶち込んで作ってみた
すると、この香りを活かしたままカレーの素で味がついてくれれば
と安易な考えだったけれど、見事にジャワカレーの素が本領を
発揮して、今まで入れたスパイスを完全に薙ぎ払い
ただのジャワカレーが完成した
あまりの強力さに唖然とするほどまさにジャワカレーだった
素人の作る料理は毎回味が違うとはよく言うけれど、
このジャワカレーはきっと誰が、過程をどれだけいじくり回そうと
このルーさえいれてしまえばきっと同じジャワカレーになるのだ
そんな確信がもてたのが収穫だった
適当な所から見当をつけようと今回色々いれて作ってみたが、
作ってみたのだが、収穫のあったのはジャワカレーでは何にもならない
他のルーは?とも思ったけれど、結局そのルーを狙って設計した味にシフト変更する
だけなのは今回よく分かったので、どっかから資料を引っ張り出して
一からやって見ることにした。
(だいたいの味からいつもの味に引っ張りこめるルーの性能は実は凄い)
そこで、本屋で「男のカレー」という本を買って来て
スパイスの調合からやって見ることにした
素材(チキン、ポークなど)によってそれぞれのスパイスの配合が違い、それぞれの
レシピによるとどうやら前にやったような適当な分量
では駄目で、厳密にやらないと駄目らしい
なかなかカレーもかんたんには美味しい物は作れないらしい
書かれた通りにスパイスを揃えて、それを一つずつさじで測って
混ぜ合わせ、茶漉しでこしてからフライパンで軽く湿気を飛ばすので炒る
それから、瓶に詰めて1ヶ月寝かせてみた
さあ!うまいんだろうな!
カレー粉さん!
俺のできることはみんなしたぞ!!
言われた通りに計ったし、食いたいのも我慢して
しっかり熟成したぞ!
もう良いでしょう。
美味しいカレーを食わせてくれよ

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

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