昨日、幼なじみのお母さんと久しぶりに会って、
のんびりと話をしているうちに長話になった。
世間では名の知れた人ではあるのだけど、
僕にとっては「幼なじみのおばちゃん」でしかしない。
今回の親父の件でも、いろいろと力になってくれていて、
僕ら家族の今後も心配してくれて、そんなことから
始まって、やがて僕はどうしていきたいのかなんて
話になった。
おばちゃんは個人で自分の世界を
沢山の本にして出していて、
その世界を沢山の人たちが求めている。
話しているうちに「幼なじみのおばちゃん」から
「自分の世界をもっている表現者としての先輩」としての
アドバイスや相談になってしまった。
実は最近、今回親父がいなくなった件で「金にならない写真」を
続けるのかという無言のプレッシャーを周りの人から感じるんだけど、
今の自分ではその人達には何か納得のしてもらえる答えは
ないなあと悩んでいた。
おばちゃんとは「これからどうするのか?」という話よりも
「どう表現していきたいのか?」という話になっていったので、
とても楽しかった。
その時、面白い言葉をもらったので、忘れないように
ここに書いておきます。
「人に何か伝えようと何かを書くよりも、自分が気持ちいいと思って
書いた方が良い物が残せるし、伝えられる場合が多い。」
このバランスは難しいけれど、何か心に引っかかった。
たぶん、今の自分では何にも言えず、人が納得出来ないかも知れないけど
でも自分が気持ちいい事をやれるように生きていけば、
きっと良い物が残せる。そんな言葉にも置き換えられる
ように思えたから。
おばちゃんのように自分の世界を持っている人の言葉だから
心に残ったのかなとも後で、思った。