現像開始

今回の総決算
いよいよフィルムを現像する段階になりました。
トータルの撮影フィルム
211本
その内、41本はアメリカで現像してきたので、残りの170本を今回現像します。
この現像はフィルムで撮影している中でもっとも重要な段階です。
なぜなら、一度現像するともう取り返しが付かない。
一般では写真屋さんに現像に出すとそれでお終いになるのだが、
実は現像の工程を調整する事によって、表情を変化させて全く
違う作品にする事も可能である。
しかし、元がしっかり撮れていない作品を
きちっと形にするのは不可能だし、わかりやすく言えば、
作品を自分好みのタッチに仕上げるという事になる。
そこで、全部を一度に処理するのではなく、
フィルムの種類ごとに2本ほど抜き出して
それを現像してみて最終的な判断を下します。
今日はそのサンプルをチェックに行く日。
今回の成果がもう少しで明らかになります。

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

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