ゼンゼン、関係ねえ

先日のこと。
前に会ったある人から突然、電話があった。
以前あったときに、写真を撮っていることを
話したのだが、そのときにまだまだ途上で
何の実も結んでいないことをおおまかに話した。
その人のアドバイスは誰かスポンサーを見つけて
イメージ戦略に乗っかってやれれば、
お金にはなると・・・・。
それを作り出す為には人脈が必要で
コネクションさえ持っていれば、
思わぬところから道が開けるものだと。
そして、落とすなら下から攻めあがるのではなく、
上を一気に狙う、つまり、トップに気に入られて
一気に成功しろと。
と、いうアドバイスだった。
もちろん、話を聞きながら、聞こえがいいけど
そんなに簡単にはいかない事はよく分かっていたし、
話半分で聞いていた。
今回の電話内容は東京ミッドタウンで行われる巨大なカンファレンス
の名刺交換会のお知らせだった。
定員150名の名刺交換会・・・・参加費1万円
普段手に入れることの無い企業トップの名刺・・・・・プライスレス!!
高い名刺だなあ。
費用対効果あるのかしら。
しかも締め切り今日って・・・・
もちろん、いきましぇん。
だから、俺は成功できましぇん。
だって、スーツを着ているいろんなおじさんたちに
サケの旅のことを熱く語っている自分が
想像できないんだもん。

赤バイ・黒バイ

先日、銀座から日本橋まで
歩いてヨメの買い物につきあった時、
歩いている途中に「警察博物館」があった。
普段なら、警察には用がないかぎり
近づかないように生きているけれど、
博物館にするくらいだから何かあるだろうと
ちょっと寄ってみた。
すると、入ってすぐに「黒バイ」
式典の随伴用みたいだったけれど、

これがなんとハーレーダビッドソン!
今まで式典は注意してみた事がなかったけれど、
実はハーレーのサイドカーが随伴していたと
なかなか渋いチョイスだったんだとびっくりした。

なぜかゾロ目のトリップメーター
それぞれのディテールにハーレーの
ロゴが入っていて、とてもかっこいい。

キックペダルのロゴ
渋いサイドカーだなあと
感動していると、振り返った先には
もう一台のサイドカー
しかも、今度は
「赤バイ」

なんとこの赤バイ、インディアン!
たぶんバイク好きのひとにしかわからないけれど、
伝説のバイクでこの前まで、公開されていた
「世界最速のインディアン」という
バイク映画のモデルと同じメーカーのバイク。
しかも、サイドカー仕様。
ピーポくんがミスマッチではあるけれど、
何とも渋いチョイス。
かっこいいなあ。
そしてフットレストにはインディアンの文字。
こどもの時にサイドカーに
乗って父とツーリングに出かけた想い出が
自分も実現したい夢になりました。
そんな訳で最近サイドカーが欲しくてたまりません。

月よ、静けさよ


いい月が上がってきました。
ヨメから携帯に
「いい月がでてるよ~、中秋の名月が。」
と電話が入り、外に出て見上げると
真っ白に輝く美しい月が。
前に400mmで月を撮って見事に
露出失敗したことがあったので、
早速、D70とヨンニッパを出してきて
正解探し。
どの組み合わせが正解か?
ここを、こうすると、で、この補正でどうだ・・・・?
森の中にある静かな家のテラスは
絶好の撮影ポイントでした。
今日勉強になったこと。
月を撮るときの露出よりも、大事なこと。
名月を眺めるなら、音の無い静かなところで
眺めた方がより美しい。
月には静けさが良く似合う。
太陽は生きる為に必要だけれど、
それとは別に月のおかげで人はどれだけたくさんの
文化を生んだのだろう。

同じ時がながれている。

最近は、写真を取りに行ける状況ではないので、
フラストレーションがたまっています。
来年は水中用の機材を導入するつもりで、
そのテストをしたかったのだけれど、
全然、時間がとれないままだんだんと
寒くなってきました。
あんまり、気にしていると
ストレスになるので、目線を変えて
いろいろ自分の手仕事で何か作る事に
情熱が沸いてきました。
「あ〜、何か作りたい!!」
これも立派な表現。
写真だけにこだわらず、自分の中にあるものを
外に作り出す。
何だか、写真のイメージよりも
最近は「こんなモノ作りたいなあ・・・」
と考えている事が多くなってきました。
そこで、幾つかのアイデアを形にしようと
一つ具体的に決めました。
それは以前、近所の人が
クヌギの木を切り倒してくれないかと頼みに来たので、
父と二人で切り倒して、薪にしました。
その時の木がとても立派なクヌギだったので、
根本の部分は太すぎて大きいので、
後日運ぶつもりで、今までそのままになっていました。
前にどこかのギャラリーで古くなった臼(餅つきの)を
加工して一人がけの素敵な椅子を作って
展示してあったのを最近思い出し、
「あのクヌギだったら作れるかも・・・・」
と思い立ち、今度こそ持ち帰ろうと
様子を見に行ってきました。

すると、誰にでも同じように時間が流れていたようで、
しっかりキノコまで生えて、土に還る過程にはいっておりました。
やはり、何事も頭の片隅に置いたまま永遠に時が止まっているわけもなく、
しっかりと時間が流れておりました。
この材をつかって何か出来るわけもなく、
しょんぼりです。

浮上失敗

ぐわーっと上がっていく感じ好きです
なんて書いたけど、
ずるずると後退していってます。
ちからいっぱい踏ん張っているのですが、
ずるっずるっと下がっています。
や・ば・い。
あえて言うなら、公園の滑り台でしょうか・・・
あ、ああ、あああ、
というセリフがぴったりの状況でございます。
まいった。
しかも、体調わるい。
コーヒー飲み過ぎた。
胃が痛い。
む〜、泥沼だああ。
で、明日はどっちだ?

情熱の行方

昨日、無事父の七七日の法事を済ませました。
夏晴れの晴れた日の寺の境内の景色は、きっと
この蝉の声を聞くたびに思い出すのだろうなと
読経のあいだぼんやりと考えていました。
負け戦かも知れないけれどと毎日思いながら、
下をうつむく事すらできないまま、必死に踏みとどまってきました。
昨日。
ああ、今日でおわりかあ、明日からは違う日に成るんだなと、
はっきりと実感しました。
そして、今朝。
あ、体が軽い。気持ちもいいぞ。
このまま、消えていくのかと思った情熱も
未だ体の中で、そっと火を灯しつづけています。
今までの苦労の嵐の中でも、消えなかった
僕の情熱の炎は今回も火を消さず乗り越えて行けそうです。
そして、今モノ作りをしたいという気持ちが強くなってきました。
写真では表現出来る時間的余裕はないけれど、
今まで暖めてきたモノを形に出来そうな気がします。
Pe’z 情熱の行方
こう、うまくいえないけれど、こういう時の
ぐわーっと自分が盛り上がっていく感じ
すごく好き。

未だ敗れざる

「よくよく考えれば、私は常に勝ち続けているようなエリートではありません。ずっと一線にいるように見えていますが、沈みきらないだけで何度も転げ落ちそうになっています。さまざまな身体的能力に恵まれてはいますが、それでも世界レベルの能力は一つも備わっていません。私よりも才能がある選手はたくさんいます。
 私が戦い続けていられるのは、負けてもまた勝負しているからです。たとえ負けても何回でも勝負はできます。でもやめてしまったら二度と勝負はできません。
 世の中に、子供たちに、夢を与えたい、と言っておきながら、自分の結果が悪かったらすぐ撤回するなんてのは信念に反します。そんなことよりももう一回立ち上がって見せることの方が大事だと思いました。」
為末 大 〜陸上選手〜
世界陸上で国中の期待を背負って戦って敗れた男の言葉。

さよなら、異星人

今日は異星の方とお会いしました。
僕の住む星からはもっとも遠い星です。
その名も「ともだち星」
彼は友達星からの方のようで、
友達星人でした。
その星の方はお互いをよく知っていて
皆さんが友達のようです。
なので、今日ふと先日のヤングポートフォリオの
事を話すと、
「ああ、そうか〜あそこの館長、俺の友達だったのに〜」
「学校の同級生だからぁ言ってくれたら紹介したのにぃ」
そうですか、お友達だったのですか。
さらに、もう少し撮りためたら写真展をやりたいと
考えている事を話すと、
「ああ、言ってくれればギャラリーの友達紹介するよぉ」
根は悪い人ではないのですが、この人とは一年に一度会うか会わないかで
同じ事を言われて、未だ一度も紹介してもらったことがないのですが。
いつも会うたびにああ、友達星人だあと思ってしまいます。
同じ星には住んでいないんだなあと。

逆境にも負けず、日焼けにも負けず。

4月に応募したヤングポートフォリオが見事に
返送されて参りました。
残念ながら全滅。
あぼーん。
まあ、しょうがない。
また来年。
とりあえず、今のところの写真の動きはこれだけです。
時間が無く、自分のために時間を使う事が出来ない状況
であるため、せめてこれだけでも通っていればやる気も出るなあ。
と思っておりましたが、世の中そんなに簡単には通れない状況です。
でも、何となく今の自分に必要なのはさらなる精進であって、
今は人から褒められる事が必要なのでは無くって、
まずは今の自分の写真をきちんと整理した上で、そこから自ずと
わき上がってくる、これからの自分の方向もやりたい事を見つめる事である。
と、自分に期待をかけている次第でございます。
そうするとね、ほら、これから撮れる写真はさらによくなってしまう
わけですよ。いまここで満足するなかれ。
さーて、次行ってみよう!次はなんの応募があったっけ?
ちなみに数年ぶりの日本の夏は記録的な猛暑ということですが、
あんまり暑く感じないのですが・・・・。
もっと日本の夏って、暑くて何もする気が起きなかったイメージが
あるのですが、夏も悪くないなと心変わりしてきました。
年をとると食べ物の好みが変わるといいますが、
それは季節の感じ方も当然変わるのかなあ。
しかし、夏が好きになったのはいいけれど、
調子に乗って海で泳いでいたら、日に焼きすぎて水ぶくれができて、
医者に世話になってしまう事に・・・・・。
やはり年をとったのかなあ・・・・気持ちに体がついていかん。

帰ってきたibook

父が亡くなる直前、PCを壊しました。
理由はズバリその時やらなくても良い物を
慌ててやって、ドジをふみました。
前から使っているibookのHDDが足りず、
いらいらしていたので、ネットでパルクのHDDを取り寄せて
自分で交換する事にしました。
バタバタしている時に落ち着いて出来るわけもなく
ロジックボードについている電源コードのソケットがポロっと
とれてしまい、修理不能→ロジックボード交換→9万円です!→無理!!
というコースに乗ってしまいました。
今思っても、なんであんな時期にこんな事をしていたのだろうと
思うのですが、わからない事をしでかすのも人生。
ということは、これも何かの勉強。
高い授業料になりましたが、結局同じibookを買い直すことにしました。
intel macへの移行も考えたけれど、パルクのHDDやら増設メモリが
宙に浮く事を考え、中古で同じibookを購入。
で、パルクのHDDをサポート店に有料で交換してもらい、
やっと復活しました。
結局、このドタバタでジャンクのibookが1台増え、40GBのHDDが2個も
余ってしまった。
帰ってくる事には帰ってきたので
「おかえり、ibook!」と、とても嬉しいけれど
以前と変わらぬ使用感。
良くも悪くも金だけかかったなあ。