チムチムニー♪チムチムニー♪

「この間まで半袖だったのに」という
夏恋しさのつぶやきも空しく
毎週下がっていく気温が、「秋が来てるぞ〜」
と聞こえてくるような・・・・。
そこで、冬支度の第1弾。

「ストーブそうじ+エントツそうじ」

さっそく、屋根に上ってエントツを
のトップカバーを外して、ススを落とす。

引き抜いた煙突パイプの内側にびっしりと
こびりついたススを落としておかないと、
たまった時に不完全燃焼から、バックファイアを
起こし、非常に危険だ。
燃やしている薪によってもこのススの付き方は異なってくる。
当然、脂(やに)の多い木は一冬越す前にもう一度
掃除が必要になる。
薪のストーブにとって煙の通り道である、煙突は
ただ、もくもくと煙を吐き出しているのではなく
きちんと手入れしてやる事が必要なのだ。

そこで、専用のワイヤブラシを用意して、
上から外した煙突の中に突っ込んでごしごしこする。
このブラシの柄はなかなかの優れものになっていて
それぞれの家の煙突の長さは違うので、
1メートルほどの継ぎ手式になっていて
つなげる事で長さを調節することができる。
長くなるともちろん扱いづらくなるのだけど。

一番奥まで突っ込んで、上から撮った図。
こうやって綺麗にすると、ススが下まで落ちて
ストーブにたまったのを掻きだして終了。

掻きだしてみたら、まあまあの量のススがとれた。
去年の一冬分のススとしては結構少なかった。

何故か、チリトリ可愛い

無事、任務完了!
さっそく猫が2階から降りてきて、
ポジションについた!
きっと掃除の意味はわからないだろうけど、
このストーブの周りで人が何かをすると
暖かくなる事は学んでいるようだ!
一番秋の入りを感じているのはコイツだったのかもしれない
とその時思った。
せっかく掃除をしたけど、
思ったより寒くなかったので、その日は
今シーズン最初の火入れは見送りに。

「おい、コイツを入れて早く暖まろうぜ」

投稿者: WildHarmony

1978年 東京都生まれ 東洋工学専門学校(現 東京環境工科専門学校)にて、フィールドワークの基礎を学ぶ。 北海道・知床、自然トピアしれとこ管理財団(現 知床財団)に通年で2年間ガイドとして勤務。 様々な経験を積み、クマのいるフィールドで行動する技術を学ぶ。 知床のフィールドで、写真で生き物を撮す事の愉しさを知り、 自分を通して自然を写真で表現することの奥深さに触れる。 北の自然へのあこがれに従って、その後アラスカへ渡る。 アラスカの広大な土地を巡る鮭の旅に触れ、 巨大ないのちのサイクルに自分のテーマ「鮭」を見出す。 Kentaro Yasui Born in Tokyo in 1978. Learned the basic skill of fieldwork from Toyo-Kogaku special school. After graduating I worked for Shiretoko foundation in Hokkaido. and guided in Shiretoko National park for many people in two years. Because of my admiration for nature of the north, I went to Alaska to photograph its beauty and wildlife. I mentioned of expressing nature with a photograph through oneself. Currently resident in Japan.

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